August 20, 2004 12:00 AMシェルターラーメン前編(SHELTER 番外編1) さて、シェルター感覚を感じさせる空間として旅客機のシートやカプセルホテルなどを挙げたが、最近ユニークなサンプルを発見した。ラーメン屋である。もちろん、普通のラーメン屋ではない。マスコミなどでよく紹介されていたので、ご存じの読者もいるかもしれない。六本木の一蘭である。一席一席が間仕切りで仕切られたラーメン屋だ。24時間年中無休というのもそれらしくていい。 まず、店のあるフロアに出ると券売機からコンピュータの声で食券を購入するように促される。そのまま店に入ろうとした筆者は慌てて立ち止まり、券を購入する。床には行列が生じた際のために引かれた線があり、それにそって進むと出入り口がある。客同士が交錯しないよう、入り口と出口は別になっている。店内にはいると壁に掛けられた液晶テレビに三列あるカウンターの空席状況が表示されている。 そのうちの空いている席に座ると、店員から注文書を渡される。席は一人分ずつ間仕切りで仕切られ、ボールペンは右側の壁にコードで固定されている。カウンターの上には調味料などはない。一席ごとに回転寿司のカウンターに備え付けられているような水のサーバーが付いている。また、カウンターの正面には店員呼び出し用のユニットが装備されている。背面にはサラ金会社のポケットティッシュがビッシリと壁にはめこまれてあり、好きなだけ持って帰ることができる。このわずかな空間さえも広告スペースとして使用しているのだ。 注文書には麺の固さ、味の濃さ、コッテリ度、ネギ、チャーシュウ、辛さ、追加トッピングを含めて詳細な注文が出来るようになっている。それを書き込むと、カウンターの呼び出しボタンを押す。すると店員が来て注文書をピックアップしていく。この間、店員の顔は見えず、視線が合うことも、こちらが声を発する必要もない。 ラーメンが出てきた後はカウンター正面にすだれが降りてきて、完全に隔絶された空間になる。替え玉や追加トッピングを注文する際は、箸袋の裏に印刷された注文書に書き込み、店員を呼び出す。あらかじめ券売機で替え玉を購入していた場合は、金属片のチケットみたいなのが出てきて、それを呼び出しユニットの上に置くと反応してチャルメラの音がして替え玉が出てくるそうだ。今回は箸袋を使用して、替え玉を注文してみる。 (つづく)
コメント
落ち着いて食べられるでしょうが そういえば前々から、大箱のクラブに電話ボックスのような こんなラーメン屋さんがあるんですねー。 一人一人の仕切りと言えば昔から満員電車に乗るたび それだと乗車人数が限られちゃうし、乗り降りが
私は閉所恐怖症気味なんで無理ですね〜。 そう考えると私にはシェルター感覚はないのかな。 Posted by: アリス : August 20, 2004 02:56 AM以前 福岡に住んでいました。博多には お隣との間仕切りがない店舗もありましたよ。代わりに(?) 昔 一蘭が「会員制」だったと言う掲示が出ていたような・・・京都のお茶屋さんのように 一見さんお断りってことなのかな?恐るべし博多ラーメンっ! 何かの嫌疑をかけられたとき ナイスな発想です Boolean さん! 一蘭、一度だけいったことあります。 昨日、赤とんぼがいっぱい飛んでました♪ Posted by: 30 : August 21, 2004 11:23 AMコメントする
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