September 21, 2004 12:00 AM個人的新聞クロニクル 1新聞が好きだ。 21世紀に入って数年がたっているというのに、未だに自転車で若者が配達に来るという前近代的な流通もいいし、有機EL液晶などの電子ブックがもうすぐ実用化だというのに紙に印刷されているというのも味がある。さらには、広げたときにガサガサいう音や新聞紙独特の紙の触感、他の印刷物には無い大きさ、独特な文字組みも魅力だ。 新聞のメディアとしての特性よりも、モノとしての新聞が好きだ。分かりやすく例えると、例えば「パソコンが好き」という人は何も色気のない基板の詰まったハコとしてのPCが好きなのではなく、PCがもたらす情報やコミュニケーション(出会い系サイトとか)が好きなのだろう、普通は。この例えでいうと、オレはハコとしてのPCの佇まいが好きということになる(また、変態っぽいが)。 そう、新聞の佇まいが好きなのだ。読まないで溜まってしまった新聞がベッドの脇に積み上がっていく様子も好きだし、読み終わって少しくたびれた感じの新聞が窓からの風に吹かれてふてくされたようにだらしなく広がっていたりするのもいい。 今回、このコラムを書いてみようと思ったのは、ジャーナリズムとしての新聞のあり方を批判したい、とかそういうシリアスな理由ではない。もっと、卑近な理由だ。オレは新聞は大好きなんだけれども折り込みのチラシは大嫌いで、配達の兄ちゃんに「折り込みチラシは入れないでくれ」と頼んでいる。だいたい、スーパーの特売情報なんて興味がないし、ほとんどがマンション関連の不動産情報だ。どう考えてもオレとは無関係だし、何よりもかさばるのが頭に来る。 その時に「チラシなんて読まないよね」と俺が言ったら、「オレは新聞も読まない」って彼が言ったんだよ! これが結構ショックというか、驚きだったんだよね。オレの予想というか想像によるとさすがに配達前は時間がないから読まないだろうけれども、配達を終えて学校とかに行く前とかに彼らも新聞を読んでいると思ったんだよね。なぜなら、タダで手に入る訳だし、新聞奨学生とかで働いているからには、新聞自体が多少は好きだったり、興味があるからやっていると思ったからだ。でも、マジメな話、新聞奨学生から新聞社に入社する人とかっていないのだろうか。吉野家の社長もバイト出身だし、アメリカのマクドナルドの社長もバイト出身だ。 もちろん、たまたま彼が読んでいなかったというだけで、他の奨学生の人達は鼻息荒く新聞を読みまくっている可能性はある。 さてさて、とにかく彼の話から「では、オレはなぜ新聞を読み続けているのだろう」と考た。そして、それを読み解くために自分と新聞との関わりをさかのぼって考察してみたい。 コメント
速報性という、古来新聞が持っていた性質は、 自分、中学2から高1まで、毎日新聞半年〜朝日新聞2年、新聞配達のバイトしてました。 私も新聞奨学生を2年間やってましたが新聞は毎朝配達後に読んでました。私は朝日だったのですが、日経と読売の奨学生の人と仲良くなって交換して読んでました。実家がずっと朝日だったので迷わず朝日の奨学生になり、今もずっと朝日onlyです。新聞が好きで奨学生になるって人はほとんどいないと思うので(大体お金がないから)読まない人も多いと思います。 Posted by: mimi : September 21, 2004 09:13 AM 2ヶ月前に朝日から産経に変えましたが、まず何が嬉しかったって・・・チラシの少なさ! 朝日は日々元旦というくらいのチラシのボリュームで、しかもどんどん増え続けていく。あまりの厚さで内側から新聞が取れないんですよね。外側から丁寧に引き出す、ということが当たり前になってしまってました。 チラシがもっと肥大して新聞受けに入りきらなくなったらどうやって配るのかな?とちょっと余計な心配をしています。 えんどう豆の莢をむくとき、玉蜀黍の皮をむくときなど、新聞紙は活躍していた。 ちなみに主婦・主夫の間では毎朝「折り込み広告研究会」が盛んな模様。その日一日の行動プランを練るそうです。 新聞といえば、両親が一面から細部まで細かく読むのを、思い浮かべます。 地方紙なのですが、その情報をとても信用しているようで、そんな両親を見ていると少し、複雑です。 親世代にとっては、新聞は絶大なものなのでしょうか Posted by: いし : September 22, 2004 02:01 AM私の彼も新聞奨学生でした。その後、新聞記者になりましたよ。 コメントする
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